この植物の名前ヘクソカズラといいます!
聞いただけでも変な名前と思いましたが、なんと漢字で書くと ”屁糞葛” です!!
もむと悪臭があるので屁糞だそうです
こんな失礼な名前誰がつけたのでしょうね
屁だけでなく糞もつけるなんてどれだけ臭いのか・・・
別名があって、サオトメバナ(早乙女花)、ヤイトバナ(灸花)ともいうそうです
サオトメバナとヘクソカズラが同じものとはオドロキです
ヤイトバナは花が灸のあとみたいだからという、こちらもなんだかなぁ・・・って感じ
名前からも想像つくようにほとんど雑草です
でもバカにしてはいけません!
なんと万葉集にも登場します!!
当時は糞葛といったそうですが、クソカズラのように絶えることなく宮仕えしないといけないというような和歌を高宮王という人が詠んでます
またことわざもあって、”屁糞葛も花盛り”といって、いやな臭いがあって嫌われるヘクソでも愛らしい花をつける時期があるように、不器量な娘でも年頃になればそれなりにという意味です!
ことわざもなんだか失礼!と思うのは私だけでしょうか
屁といわれようが糞といわれようが何千年と生きてきたんです!
クソヂカラがあるんです!!
雑草の名前ひとつにもいろんな意味があることがわかりました
街で見かけてもヘクソカズラは分かるような(花が咲いてたら)気がします
調べてるうちになんだかチョッとかわいく見えてきました